sugar high的な日常

毎日Da-iCEを愛でています。

『雲を抜けた青空』の二人が辿るBADENDの結末~想太くんが書く歌詞の繋がり

 

おはこんばんち!

 

 

どうもこんにちは、毎度どうも

しがない6面のsugar high的な真希です。

 

タイトル煽ってごめんなさい

5面なサイ(ふざけてない)

 

本当にオラオラですいませんねぇ。(bettourMC徹くん風)

 

 

 

 

さて、今回は雲抜けに関しての考察です。

考察というか半ば妄想に近いのですが……。

途中から携帯小説チックになるあれ、何なのでしょうね。(知らん)

 

 

話が逸れました。本題に入ります。

 

 

 

 

雲を抜けた青空。

シングル曲でもあり、メンバーが作詞を手掛けている言わずとして名曲です。

 

恋が愛へと変わり、互いを信頼しあい、幸せそうに寄り添う二人。

 

二人を隔てるものは何もない、これからもずっと一緒だよ。

 

 

...................

……

 

 

 

 

で、終わらないんですよね今回は。

見つけちゃったよ雲抜けのアンサーソング

 

あああできることならハッピーエンドがよかったよ。でも残念ながら仲睦まじい二人に次第に暗雲が立ち込めます。

 

楽曲は3つ。

こちら。

 

 

 

 

雲を抜けた青空

×

一生のお願い

×

LOST LOVE

 

*1

 

脈略なさ過ぎて、え?って感じですよね。

まあ落ち着いて一旦座ってください。

 

 

こちら3曲とも作詞には花村想太くんが携わっています。

だからですかね。ある時気づいたんです。

 

歌詞がとてもリンクしている…………(CV:毛利小五郎

 

と。

 

一見短編集の小説が、実はすべての作品に伏線が張ってあり、最後まで読み終えてようやく繋がっていた事に気づく。的な。

 

うわーーーーー!!や、やられたーーーーーー!!的な。

 

全ての歌詞を並べた時、なんだかオムニバス小説を読んでる気持ちになったんです。なんで公式でアンサーソングって言わないの???心からそう思いましたよ。

 

 

 

前置きが長くなりましたが、ここからは何故私がそう思ったか雲を抜けた青空の歌詞になぞらえて解説に入ります。それでは___

 

 

【 もくじ 】

 

 

 

 

『現在と過去』

 

目が覚めたら 君の寝言

 

眠れない部屋 ベットに

かすかに残るかおりと no no 

 

 

情景描写はベッドの上から始まります。

雲抜けは目が覚めた朝。

一方LOSTLOVEでは眠れない夜。

爽やかなメロディー幸せに包まれた雲抜けと、暗く苦しい失恋ソングのLOSTLOVE。

二つの曲を象徴するような対比。

 

また聴覚と嗅覚を連想させる歌詞。

こちらもそれぞれに対比があります。

 

さらにもう一つ

LOSTLOVE2番頭の歌詞。

 

目が覚めたら 君の寝言 

 

目覚めて左見る癖

『おはよう』なんて 必要もない

 

 

いつも隣で寝ていたような描写。

目が覚めたら左側の彼女を見る癖。

時に寝言を言っている、すやすやと気持ちよさそうに寝ている彼女を見るのが彼の日課だったんですね。

 

この時点ですでに鳥肌ですが。

続けます。

 

そしてこの歌詞は一生のお願いともリンクしています。

 

Love!「おはよう」も

___

まだまだ言い足りなくて

 

 

一生のお願いでの「おはよう」という言葉が言えなくなってしまったというLOSTLOVEの歌詞。言い足りないと言っていたのに彼の元から彼女が去り、必要がなくなってしまったんですね。言葉が正反対です。

 

 

雲抜けに戻ります。

 

月曜の朝の目覚まし時計

明かりもつけず 支度して

起こさないように鍵をかけた

 

たたんだままのパジャマが

記憶の鍵 開けてしまう

 

 

明かりもつけず 支度して、

たたんだままのパジャマ、

どちらも一緒に生活していた所が連想されます。

 

「鍵をかける」雲抜けと「鍵を開ける」LOSTLOVE。

ここでも対比が。

 

 

 

 

『二人の関係、そして浮かび上がる物語』

 

我が強くて負けず嫌い

そんな君を愛したからこそ

喧嘩も時に必要さ

君の譲れないモノ教えて

 

Love!会話にしたって

Life!遊びにしたって

食い違うことが殆どで

 

思うほど空回り

今日も女神様だより

 

 

気の強い女の子と穏やかな男の子。

自分にはないお互いの魅力に惹かれあって一緒にいることを選んだ二人。

 

そのはずなのに。

 

親しくになるにつれ見えてくるのは自分と違う価値観や性格。意見の食い違いが多い二人。増えていく喧嘩。

 

 

「ねえそれ私好きじゃない」

「なんで君はそんな風にしかものが言えないの?」

 

 

優しい男の子は次第に我慢が募り、妥協するように。

 

ただ二人仲良くいたいだけなのに。

芯があることはいいことだけど、もう少し僕に合わせてくれたっていいのに。

思うほど空回り。

 

ドラマも現実も行き止りで

泣けてくるよやだなぁ

 

 

そして彼は致命的な失態をおかします。

そう、

 

彼女への嘘です。

 

あの日仕舞った言葉

Caz now I know 嘘をつくのが

優しさだと思った バカだね

 

 

「ねえあの日誰といたの?」

きっかけはそんな些細なことだったと思う。

 

 

side boy

 

「違うよ」

「何が違うの?いつもそうじゃん。何か言いたそうにしてもはっきり言わなくて」

「それは」

 

君が聞く耳を持たないからだろ。

やめよう。ここで言ったらまた怒る。埒が明かない。

 

もういいよ。面倒だ。

 

「そう思いたいならそう思えば、俺はあの日一人で家にいたよ」

 

思い込んだら一直線の君だから。

心配をかけて、不安にさせて、喧嘩になるくらいだったら。

 

もういっそのこと何も言わない方がいいに決まってる。

そう思って疑わなかったんだ。

 

…………

……

 

side girl

 

どうして、そんなにも優しいんだろう。

どうして、そうやって一人で抱え込むんだろう。

 

もっとぶつけてくれてもいいのに。

そうやってお互いを信頼しあう関係が本物じゃないの?

いつも、自分が折れて、話を片付けて。

 

私が悪いのも分かってる。

あんな言い方しかできないから。

本当はあなたが私を裏切るような人じゃないってことも分かってる。

 分かってるよ。

 

信じてたのに。

本当のこと話してくれることも。

いつか本音で向き合える日が来ることも。

 

でも、あなたは信じてくれなかった。

 

私は怒ってるんじゃない。

知りたかっただけなの、あなたの気持ちが。

 

どうして、ただ好きなだけなのに。

 

______

 

 

 

と、まあこんな具合でアンジャッシュのすれ違いコントの如くボタンを掛け違えていくわけなんですね。

 

互いに想いあっているのに。

好き同士なのに。

言い過ぎも言わなさすぎもよくないです。

 

人間なんて違う環境で育ったんだから価値観なんて違って当たり前なんです。

 

相手を信じる気持ちと思いやりの心がどれだけ持てるか、ですよね。(何の話)

 

『物語の結末』

 

この後二人は別れを選びます。

 

この先へ続く願いが別々になってしまっても

 

…………フラグじゃん。

またこんな記述もありました。

 

 

窓の外の青空

雲がかからにように

側で笑い 寄り添う二人

 

Going back 二つ並んだ影はもうみれないけど

 

雲抜け「寄り添う二人」

LOST LOVE「二人並んだ影はもうみれないけど」

 

側で笑い寄り添う二人の写真がモノクロに変わります。切ない。

………これ本当にアンサーソングじゃないんですよね?

 

 

サビはこのように終わります。

 

ありのままでいい

足りないからこそ一つになれる

Two hearts as one

 

Caz now I know 嘘をつくほど

好きだったよ

 

ありのままでいい。

なんだか自分に言い聞かせてるようなフレーズですね。

ありのままの本心の自分。

嘘をついてしまった自分。

 

どちらも彼女のことを想う彼の優しさには変わりありません。

 

 

 

切なすぎるやろ。

 

 もしかしたら雲抜けの

 

雲を抜けた青空

ずっと探してきたの?

陰る心 照らす光

 

陰る心。

それは”嘘をついてしまう疚しい心”を指していたのかもしれませんね。

 

彼の”一生のお願い”が彼女に届くといいですが………。

 

 

あとがき

 

 

 

 

………これ本当にアンサーソングじゃないんですよね?(再確認)(困惑)

 

 

多少のこじつけで違和感を感じられた方もいると思いますが、それにしても何この超大作……。ドラマ化できるよ。リターンズまでいけるよ。Da-iCE主題歌決定だよ。

 

意図的に仕組まれてる?はたまた偶然の産物?

真相は闇の中。

 

と思っていましたが。

同じ人が携わっているんだから、単に恋愛観がずっと変わらないだけなんでしょうね。

過剰な妄想がここまで生み出しただけですきっと。

 

雲抜けと一生のお願いに黒いフィルターをかけてしまいましたが、こちら、きちんと幸せな恋愛ソングですので今後も明るい気持ちで聴いていただけたらと。

一生のお願いです!

 

 

長文になってしまいましたが、

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

では、次の機会にて。

 

 

したっけ

 

 

おまけ

 

 

 

 

 

*1:

1st   2014年10月15日 FIGHTBACK(LOSTLOVE)

15th 2018年11月21日 雲を抜けた青空

16th 2019年4月24日 FAKE ME FAKE ME OUT(一生のお願い)