sugar high的な日常

毎日Da-iCEを愛でています。

『着れないままのコート』を自分なりに解釈してみました。

 

 

おはこんばんちー!!

 

 

(想太くんに便乗しまして。)

どうもこんにちは、初めまして。

しがない6面のsugarhigh的な真希です。

 

今回ブログを書く次第になったのは、ひょっこり私のもとへ回ってきた想太君の昔書いたブログを読んだことがきっかけです。

 

 

それがこちら

ameblo.jp

 

 

アルバム「EVERY SEASON」収録の『着れないままのコート』

花村想太くんが楽曲制作に携わっていらっしゃる曲です。

 

 

想太くんの書く歌詞に広がる世界には本当に毎回脱帽します。

いつもつらみんごと言ってる人とは思えないほどの曲の奥深さです。()

 

ブログには最後、

 

聴いてくださる方に自分なりに想像してほしいなと思って制作をしました

 

とありました。この言葉を読んではたと「私はどんな気持ちでこの曲を聴いていたんだろうと」思いました。

 

ブログを最後まで読み終えて、着れないままのコートを聴きました。

ダンスチューンが好きな私は、お恥ずかしながらバラードはシャッフルで流れてきたら聴くという程度でこの曲も「いい曲だな」で終わっていたのでそんなに深くは聴きこんでいませんでした。

 

だからこれを機に改めて、

想太くんが仰る”本当に大切で大事に書いた曲”を

自分なりに考えてみました。

 

そしたらひとつのストーリーが浮かび上がってきました。

 

これはあくまでも想太くんが書いたブログを読んで感じた私の曲の解釈です。

ご本人もおっしゃる通り、音楽はそれぞれの感じ方があっていいと思います。読んでくださってる方の解釈とも、想太くんが感じてほしいものとも違うかもしれません。

 

着れないままのコートの歌詞になぞらえて書きましたので、是非曲を聴きながら読んでいただけたらと。それでは___

 

 

『着れないままのコート』

 

この歌詞は

亡くなってしまう男の子sideで書かれて進んでいきます。

 

(1)
"春にくれたコートには願いを何度も込めてくれたんでしょう?"

 

僕は病気だった。

春、もう桜が咲きそうだななんて思いながら病室でいつものように空を見てたら彼女が僕にプレゼントを持ってきてくれた。

 

「冬になったら退院出来るって先生も言ってたから、そしたら一緒にイルミネーション見に行こうね!楽しみだね!だから早く元気になるんだよ」

 

まだ寒いと思って彼女がくれた誕生日のプレゼントは、コートだった。でも僕が外に出られないから着れなくて。そしたら飛びきりの笑顔でこんなこと言うからさ、この子の為にも僕も早く頑張って治さないとなって思ったんだ。

 

 

「この前より顔色いいね!」
「もうすぐ治るかもしれないね!」

 

そうやっていつも励ましてくれたね。

 

"君が手紙を読む頃には奇跡なんて起こってないかもしれないけど"

 

あの時あんな笑顔をしてくれたからさ、言えなかったけど。

もう薄々分かってたんだよ。ごめんね。

だから手紙を書くよ。

 

"想いなら届いてるよ"

 

君の想いは十分伝わってるよって伝えたかったんだ。


【サビ】

"着れないままのコートを今も
大切にしまってあるのは
分かってるよ"

 

きっと君のことだから僕が着れなかったコートを今も大事にしまっているんだろうね。

 

"だけどもう忘れて"

 

涙で滲んで続きが書けないや。

 

"僕は十分幸せでした"

 

君といる日々が本当に楽しくて、幸せで、ずっと続けばと思ってたけど。

 

"愛してた"

 

僕はもう長くはないと思うんだ。

 

(2)


"君のことを死ぬまで愛すと誓った 何度も何度も"

 

僕は口癖みたいにずっと言ってたね。
死ぬまで愛するんだ!!って。

 

その度に「また冗談言って〜」ってあしらって笑ってたけど、あれ、結構本気だったんだけどな。まだ僕たちにとっては現実味がなかったかな。でも僕にとっての君はそれくらいの存在だったんだ。

 

"約束した事こんなに早くに"

 

少し手が止まる。

 

 


死ぬまで君を愛すること。ごめんね。
約束は守れたけど。
そんなつもりじゃなかったんだけどな。

 

"君はただ泣き虫で 僕は弱虫だけど"

 

悲しくても泣くし嬉しくても泣くし、君は本当に忙しい人だったね。

でもそんな人の痛みも喜びも分かち合える君が好きだったよ。
僕はいつも意気地がなくて、弱虫だったけど。

 

"書き直す"

もう君に泣いて欲しくないからさ。

 

"「忘れてよ」と"

最後の強がりだよ。もう僕の為に泣かないで。

 

 

【サビ】

"着れないままのコートにずっと
未来を望んでしまう魔法がかかってるよ"

 

僕、このコートを貰った時凄く嬉しかったんだ。
これから先も色んな季節を君と一緒に過ごしていけるんだなって思って。

 

"奇跡が起きたなら
雪の降る街を歩きたいよ

このコートで"

 

君と一緒に___。

 

【ラスサビ前】

"もしも話の手紙 最後に一度だけ
約束破っていいかな?"

 

君とは色んな約束をしてきたね。

 

 

 

でも、一生一緒にいようっていう約束だけは守れそうにないや。

"今から君に別れを告げよう"

 

_____

 

コート、本当にありがとう。
めちゃくちゃ嬉しかったよ!
サイズも超ぴったりでさ!びっくりしたよ(笑)

すぐに言い出せなかったけど、実は僕の病気結構進行しててね。

君は絶対に治るって信じてくれてて本当に嬉しかったよ。

でも自分のことは自分がよく分かる。
だから今まで君に伝えられなかったことを手紙にしようと思ってさ。


.......

 

今までありがとう。

だけど僕が居なくなっても悲しまないで。
君は君の人生を歩んで下さい。
僕に縛られて苦しまないでください。


着れないままのコートを今も
今でもずっと
大切にしまっているのは
分かってるよ
だけどもう忘れて
僕は十分幸せでした
愛してた


Fin.